2023年1月29日の礼拝宣教から

「試練の中の希望」 コリント信徒への手紙一10章11-13節

津村春英牧師

厳しい寒波が日本列島を襲っています。先週、札幌がマイナス13度を記録したということですが、私の息子は、そのような中、シベリヤ抑留に耐えた祖父を思い起こし、心励まされ歩いたとメールをよこしました。

一世紀のコリントというローマ元老院直轄の州都には、女神の大神殿があり、その影響下にあるキリスト者に対して、パウロは、彼らの偶像礼拝、淫行、不信仰、不平(10:7, 8)などの状況を知るに及び、出エジプトの出来事と主イエス・キリストとを重ね合わせながら、それらの出来事は、私たちを戒めるための前例テュポイ(英語ではtypeの複数形)(同6)であり、彼らに前例テュピコース(英語ではtypical)として起こった」(同11)と繰り返し、信仰に堅く立つよう励ましました。そして、「あなたがたを襲った試練で、人間として耐えられないようなものはなかったはずです。神は真実な方です。あなたがたを耐えられないような試練に遭わせることはなさらず、試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えていてくださいます。」(13)と加えました。

この逃れる道(出口の意)は、村岡花子訳『少女パレアナ』の「喜び探し」のようなものだと思います…。希望をもって歩みましょう。