2019年10月6日の礼拝宣教から

『ぜひ会いたい人』 テサロニケ信徒への手紙一2章17-3章13節

牧師 津村春英

最近、昔の人に会いたいというテレビ番組が増えているように思います。「あの人に会いたい」(過去の偉人、有名人に会いたい)「あいつ今何してる」(同級生や苦労時の友人に会いたい)「先生、、、どこにいるんですか?~会って、感謝の言葉を伝えたい。~」など。

パウロは、福音宣教の戦いの中にあるテサロニケに再び行って、ぜひ会って励まし合いたい、喜びを分かち合いたいと切望しましたが、「サタンによって妨げられました。」(2:18)とあります。何か良くないことに遭遇したためか、あるいは病気などの肉体的な問題のためでしょうか。そこで、テモテを遣わしました。「ところで、テモテがそちらからわたしたちのもとに今帰って来て、あなたがたの信仰と愛について、うれしい知らせを伝えてくれました。また、あなたがたがいつも好意をもってわたしたちを覚えていてくれること、更に、わたしたちがあなたがたにぜひ会いたいと望んでいるように、あなたがたもわたしたちにしきりに会いたがっていることを知らせてくれました」(3:6)。

みなさんにとって、「ぜひ会いたい人」は誰ですか。夭折の詩人八木重吉は、「神様 あなたに会いたくなった」「夢で神を見たい」と歌っています。あなたの「ぜひ会いたい人」はイエス様でしょうか。