2026年8月30日の礼拝宣教から

「恵みの座に近づこう」 ヘブライ書4章14節-5章10節

津村春英牧師

 今朝は福井県で、先週は石川県で記録的大雨が、ネパールと中国国境では大規模土石流が発生しました。人生には多くの痛み、苦しみ、悲しみがあります。

 旧約聖書の時代にアロンの家系に属する者が祭司となって、人々のために罪の贖いをしました。他方、新約聖書以降の人々には、神の子イエスが大祭司となって下さったとヘブライ書には書かれてあります。ただし、「この大祭司は、わたしたちの弱さに同情できない方ではなく、罪を犯されなかったが、あらゆる点において、わたしたちと同様に試練に遭われたのです。だから、憐れみを受け、恵みにあずかって、時宜にかなった助けをいただくために、大胆に恵みの座に近づこうではありませんか。」(4:15,16、下線部は継続を表す)とあります。では、「恵みの座」とはどこでしょうか。新約聖書ではここだけなので情報が不足していますが、恐らく、「イエス・キリストの恵み」というように、神の王座(玉座)の右に座しておられる主イエス(8:1; 12:2)のところではないかと思います。

 先週、東京の西井よう子姉(96歳)を訪問しました。彼女の口から、「感謝します」という言葉が何度も出ました。奈良におられた時からの口癖でした。当教会で受洗された姑に導かれて他教会で受洗されて59年。彼女の信仰はきっとキリストの恵みの座近くにあるのだと思います。私たちはどうでしょうか。