「主に信頼する幸い」 詩編40篇1-12節
津村春英牧師
今や自然が多い地域でも、市街地でも、次から次と大規模な災害が発生し、被害者が多く出ています。人々には心の支えが必要です。
詩編40篇の内容は、古代イスラエルのダビデがサウル王から理不尽な迫害を受けている状況に似ているといわれ、「数えきれないほどの災いが私に絡みつき/見ることができないほどの過ちが私に迫りました。/それらは私の髪の毛よりも多く/私の心さえも私を見捨てました。」(13節・聖書協会共同訳)とあるように、その窮状を訴えて、緊急の助けを求めています。ただし、作者はその前に、「主にのみ、わたしは望みをおいていた。/主は耳を傾けて、叫びを聞いてくださった。」(詩編40:2)と、過去を振り返り、自分の信仰と、神の救いを歌っています。そして、「いかに幸いなことか、主に信頼をおく人」(同5)と続けています。
新約聖書の使徒パウロも、「あなたがたを襲った試練で、人間として耐えられないようなものはなかったはずです。神は真実な方です。あなたがたを耐えられないような試練に遭わせることはなさらず、試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えていてくださいます。」(コリント一10:13)と、苦難の中にあっても、主イエス・キリストを遣わして、救いを与えてくださった神を信頼するようにと勧めています。この幸いのメッセージを周りの人々にも伝えましょう。