2026年7月12日の礼拝宣教から

「聞いたことに注意を払いなさい」 ヘブライ書2章 1-4節

津村春英牧師

  最近、耳が遠くなりました。聞こえにくくなって初めて、聞こえることは当たり前でなく、本当に幸せなことだと思います。

  ヘブライ書では、聞くこと、しかも神の声を聞くことが一つのキーワードです(3:7,15,16; 4:2,7)。2章には、「わたしたちは聞いたことにいっそう注意を払わねばなりません。そうでないと、押し流されてしまいます。」(2:1)とあります。「聞いたこと」とは、「御子によって語られてこと」(1:2)を受けています。「注意を払う」の原語は、例えば、現代社会で、病気をかかえた患者さんが、自分の話すことを、医師や看護師さんが、どれだけ真剣に耳を傾けて聞いてくれるかどうかと同じような意味です。「押し流されてしまう」のは、御子である主イエス・キリストの救いから離れて押し流されてしまうという意味で、「これほど大きな救いに対してむとんちゃくでいて、どうして罰を逃れることができましょう。」(2:3)と続いています。

  サッカー試合ではルールの違反者にはイエローカードとレッドカードが出されます。聞く耳を持たず、ファウルを繰り返すと、ついに退場になってしまいます。聖霊の導きにより、イエス・キリスト救いのみことばにしっかり耳を傾け、押し流されてしまわないように、救いを確実に自分のものとしましょう。