2025年4月5日の礼拝宣教から

「復活」 ルカによる福音書24章1-12節

津村春英牧師

 イラン軍事衝突によってホルムズ海峡が事実上封鎖され、原油の供給が滞り、燃料用だけでなく、医療をはじめ日常生活全般にわたり石油製品に依存する現代人に影響が出てきています。1973年にオイルショックを経験したにもかかわらず、相も変わらず石油に頼ってきたためでしょうか。

 主イエスは、「人の子は必ず多くの苦しみを受け、長老、祭司長、律法学者たちから排斥されて殺され、三日目に復活することになっている。」(9:22、他に9:44, 17:25, 18:32-33; 24:7参照)と繰り返し、ご使命を語ってこられました。社会学者ピーター・バーガーは、隣人の子どもの死について、「キリスト教の信仰はこの子(そしてすべての子とすべての大人)に固有の尊さと永遠の運命を肯定す る。この信仰は『キリストはよみがえった』という宣言に凝縮している。」(『現代人はキリスト教を信じられるか』教文館、2009、281頁。)と書いています。

 中島みゆきの「誕生」は、誕生を祝う曲ではなく、「泣きながら生まれる子どものように もいちど生きるために泣いて来たのね……welcome」とあるように、気道に詰まったものを吐き出し、自分の力で呼吸する時に発する「おぎゃあ」という声によって周りの人に迎えられるように、人生の苦しみを吐き出すときに、復活された主イエス・キリストに迎え入れられるのです。