2025年2月15日の礼拝宣教から

主イエスのみ心」  ルカ福音書22章24-38節

津村 春英牧師

 第49回日本アカデミー賞受賞の映画『国宝』に「二人道成寺」の舞が出ているようですが、それは私の故郷の近くの道成寺にまつわる伝承が起源です。裏切れたと思う女性の恐ろしい怨念のストーリーです。主イエスも、愛する弟子たちに裏切られます。そのみ心はいかがだったでしょうか。

 十字架刑が間近に迫った主イエスは、「誰が一番か」と論争する弟子たちに対して、「あなたがたの中でいちばん偉い人は、いちばん若い者のようになり、上に立つ人は、仕える者のようになりなさい。食事の席に着く人と給仕する者とは、どちらが偉いか。食事の席に着く人ではないか。わたしはあなたがたの中で、いわば給仕する者である。」(26, 27)と言われました。それは、すべての人の罪を贖うために十字架にかけられることを暗示しています。さらに、弟子たちの代表格であるペトロには、「しかし、わたしはあなたのために、信仰が無くならないように祈った。だから、あなたは立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい。」(32)とまで言われました。間もなく、ユダは裏切りの行為に走り、他の弟子たちも最後は逃げてしまいます。私たちも、自分の身に危険が迫ったとき、厳しい試練に直面するとき、どうするでしょうか…。どんなことがあっても、愛し続けてくださる主イエスのみ心にどのように応答しますか。