「イエス・キリストは主である」 フィリピ2章6-11節
津村 春英 牧師
経営学の父と呼ばれるピーター・F・ドラッカーのMVV(Mission:企業の目的、 Vision:目標、ゴール、Value:価値観、行動指針)という考え方が、今、働く女性に人気だそうです。イエス・キリストのMVVとは何でしょうか。何のためにこの地上にお生まれになり、どこに向かって、どのように歩まれたのでしょうか。
福音書によると、朝早く起きて、人里離れたところで祈り(マルコ1:35)、父の御心を確認しつつ、一歩一歩、父の御心を実行していかれました。それは、「へりくだって、死に至るまで、それも十字架の死に至るまで従順でした。」(フィリピ2:8)というほどでした。こうして、イエス・キリストは父なる神から「主」という名を与えられ、すべての人々が「イエス・キリストは主である」(同11)と告白し、父である神をたたえるとあります。モーセがエジプトに遣わされる際に、「わたしはある」と言われた神が主なる神ですが、イエス・キリストも「主」と呼ばれるのです。それは、ヘンデルのメサイヤの中にあるように、Lord of Lords、主の中の主です。そして、この方こそ、私たちを罪から救う「主」なのです。「口でイエスは主であると公に言い表し、心で神がイエスを死者の中から復活させられたと信じるなら、あなたは救われるからです」(ローマ10:9)。主イエス・キリストのご降誕を心からお祝いしましょう。ハレルヤ!