2024年3月10日の礼拝宣教から

「悪魔からの試み」  ルカ福音書4章1-13節

津村春英牧師

 大学入学試験の合否発表が出始めています。当事者にとっては一大事です。果たして一生のうち何回、試験を受けるのでしょうか。学校に入るための入学試験、会社に入るための就職試験、それに…最後は認知症の試験でしょうか。

 主イエスが公生涯に入られる時にも悪魔からの試験がありました。それは第一に、荒れ野に転がる石ころをパンにかえよという、肉の欲に対する試みでした。第二に、悪魔は高いところから世界を見せ、悪魔を礼拝するなら一切を与えるという、権力欲、名誉欲、所有欲などに対する試みでした。いずれも、主は申命記の御言葉をもって応じられました。第三の試みは、神殿の尖塔から飛び降りよという、神の子という肩書や能力に対する試みでした。これは悪魔自身が詩編の御言葉を引用しましたが、主も、申命記の御言葉をもってこれに応じられ、見事にこれらすべての試みに勝利されたのです。

 私たちも、人生の荒れ野で試練を経験します。そこで神を見失うかもしれません。悪魔の囁きがあるかもしれません。しかし、そこに、主イエスが共にいてくださることを信じましょう。そして、御言葉をもって、悪魔に勝利しましょう! 「心に植え付けられた御言葉を受け入れなさい。この御言葉は、あなたがたの魂を救うことが出来ます」(ヤコブ1:21)。