2022年11月27日の礼拝宣教から

「その日がやってくる」  イザヤ書12章1-6節

津村春英牧師

ロシアのウクライナ軍事侵攻から9か月経過しました。また、新型コロナウイルス(COVID-19)感染が報告されてから12月で3年になります。この苦しみから解放される日はいつくるのでしょうか。

旧約聖書に登場する預言者イザヤは、紀元前740-690年頃に南ユダ王国で活動し、北イスラエル王国と南ユダ王国について預言しました。そして、722年のアッシリアによる北イスラエル王国サマリア陥落を経験し、南ユダ王国についても、150年も後の586年のエルサレム陥落からバビロン捕囚、エルサレム帰還を預言しました。「その日に、あなたは言うであろう。/『1主よ、私はあなたに感謝します。/あなたは私に怒りを向けられましたが/その怒りを去らせ、慰めてくださいました。2見よ、神は私の救い/私は信頼して、恐れない。/主こそ私の力、私の歌。/私の救いとなってくださった。』…4その日に、あなたがたは言うであろう。/『主に感謝せよ、御名を呼べ。/もろもろの民にその業を知らせ/その名が崇められていることを告げよ。」(12:1-2, 4・聖書協会共同訳)とあります。私たちにとっては、「その日」はクリスマスです。主イエスこそ、私の力、私の歌、私の救いとなってくださったお方です。心から感謝し、主を賛美し、この喜びを全地(同5)に知らせましょう!