2022年8月28日の礼拝宣教から

「将来と希望を与えるもの」  エレミヤ書29章10-14節

安 喆寓信徒伝道師

新型コロナウイルスと戦い続けた3年間、私たちの生活は様々な変化がありました。行動制限の影響による外出の禁止、マスクの着用、手の消毒など人との接触が制限される、考えたこともない事態を迎えていました。いつこのような状況が終わるのか、我々の限界が見えていく時期でもあります。エルサレム神殿が破壊され、バビロンに連れて行かれたイスラエルの民はいつ自分たちの地に戻れるのか将来がわからないまま不安の日々を過ごしていきました。その人々に神様は預言者エレミヤを遣わし、「わたしは、あなたたちのために立てた計画をよく心に留めている。と主は言われる。それは平和の計画であって、災いの計画ではない。将来と希望を与えるものである。」(29:11)とあなたたちを本来の場所に戻す神様のご計画をよく知っていると伝えました。

そのためには、条件がありました。一つは、「わたしを呼び、来て祈ること」もう一つは、「心を尽くしてわたしを求める」ことでした。まさに今日、私たちが成すべき姿勢であります。私たちは常に神様を求め、祈り続けなければならないです。いつ終わるか先が見えないコロナ禍の中、皆様にとって将来と希望を与えるものは何でしょうか。普段の生活に戻れるように回復の希望を持って祈りましょう。必ず神様は私たちを助け、力づけてくださいます。