「御子によって、御子を通して」 ヘブライ人への手紙1章1-4節
津村春英牧師
相次ぐ地震や連続して到来した台風により各地に被害が出ています。直接、被害がなくても動揺があると思われます。しかし、ヘブライ書には、「わたしたちは揺り動かされることのない御国を受けているのですから、感謝しよう。感謝の念をもって、畏れ敬いながら、神に喜ばれるように仕えていこう。」(12:28)とあります。同書の始めには、「神は、かつて預言者たちによって、多くのかたちで、また多くのしかたで先祖に語られたが、この終わりの時代には、御子によってわたしたちに語られました。神は、この御子を万物の相続者と定め、また、御子によって世界を創造されました。」(同1:1-2)とあります。前の下線の句は、神は御子イエス・キリストのご生涯によって私たちに語られたので(cf.ヨハネ14:9)、御子について学ぶことによって神を知ることができることを意味し、後ろの下線の句は、神は御子を通して世界(11:3も、アイオーン:時間的世界。cf.コスモス:秩序ある世界、ヨハネ3:16など)を創造されたということです。
NHKの朝ドラで、看護学を教えるためにスコットランドから来日した女史が、“What is nursing? The one being questioned is myself.”という言葉を書き残しましたが、「キリスト教信仰って何? 問われているのは私自身です。」と読み替えてみてはどうでしょうか。さらに御子についてヘブライ書から学びましょう。