「聖霊を受ける」 使徒言行録2章37~42節
津村春英牧師
キリスト教会では、イースターから数えて50日目(ギリシア語でペンテコステ)を聖霊降臨日として記念します。それは昇天された主イエスのお約束の成就でした。その約束を待ち望んで祈っていた弟子たちに三位一体の神の霊、聖霊が降ったのです。聖霊を受け、聖霊に満たされたペトロは人々に向かって言いました。「悔い改めなさい。めいめい、イエス・キリストの名によって洗礼を受け、を赦していただきなさい。そうすれば、賜物として聖霊を受けます。この約束は、あなたがたにも、あなたがたの子供にも、遠くにいるすべての人にも、つまり、わたしたちの神である主が招いてくださる者ならだれにでも、与えられているものなのです。」(2:38,39)と。
私たちは、主イエス・キリストを救い主と信じて、邪悪な時代(不正を好む曲がった時代)から救い出されなければなりません。その人は聖霊を受けるとあります。パウロも言っています。「この希望が失望に終わることはありません。私たちに与えられた聖霊によって、神の愛が私たちの心に注がれているからです」(ローマ5:5聖書協会共同訳)。聖霊に満たされるならば、苦難の中にあっても神の愛を十分に理解することができます。聖霊降臨を感謝し、弟子たちのように、私たちも、聖書のみことばを宣べ伝えることに励みましょう。