2026年9月13日の礼拝宣教から

「成熟を目指して進もう」 ヘブライ書5章11節-6章12節

津村春英牧師

 教会の周辺にホテルが建築中であり、商業施設を含めたものも計画中です。昨今の人件費や建材の高騰がありますが、建ち始めると、完成を目指さねばなりません。キリスト者もイエス・キリストという土台に家を建てるようだと使徒パウロは言っています(コリント一3:10-15)。

 ヘブライ書の直接の読者は、もう長年、信仰生活を送っているようですが、まだ乳を飲んでいるありさまだと比喩されています(5:12)。そこで、「キリストの教えの初歩を離れて、成熟を目指して進みましょう。」(6:1)と奨められているのです。直訳すれば、「キリストの言葉の初歩を後にして、完成を目指して、負って行こう。」となります。厳しい現実の中で、困難を極めることもありますが、それらを負いつつ前進しましょう、と書かれているのです。また、「あなたがたが怠け者とならず、信仰と忍耐とによって、約束されたものを受け継ぐ人たちを見倣う者となってほしいのです。」(6:12)とあります。

 イエス・キリストご自身が、「わたしはアルファであり、オメガである。」(ヨハネ黙示1:8他)と言われ、イエス・キリストに始まり、イエスキリストで終えるのが、キリスト者の生涯です。「信仰の導き手、完成者であるイエスを見つめながら、走りましょう」(12:2聖書協会共同訳)。