「神の安息に入る約束があるうちに」 ヘブライ人への手紙4章1-13節
津村春英牧師
人類は産業革命以降の工業化とともに、世界的な大戦を経てもなお戦争を続け、無節操に大気中にCO2を放出しては、地球温暖化を進めています。世界の異常気象や、我が国の先週の豪雨による災害も例外ではないと思われます。私たちの在り方が問われています。
ヘブライ書に、「だから、神の安息にあずかる約束がまだ続いているのに、取り残されてしまったと思われる者があなたがたのうちから出ないように、気をつけましょう。」(4:1)とあります。下線部は、「恐れようではないか」が直訳です。こうして、人生の荒れ野で滅びてしまうことなく、「神の安息」つまり、「天の御国」に入ることが勧められています。ただし、それは先のことではありますが、約束を信じ受け入れて、現在のように生きることも可能です。さらに、「わたしたちはこの安息にあずかるように努力しようではありませんか。さもないと、同じ不従順の例に倣って堕落する者が出るかもしれません。」(同11)とあります。確かに、信仰生活に努力は必要です。また、「神の御前では隠れた被造物は一つもなく、すべてのものが神の目には裸であり、さらけ出されているのです。この神に対して、わたしたちは自分のことを申し述べねばなりません。」(13)とあります。「最後の審判」は厳粛です。それは、現在の在り方にかかっているのです。